1月も半月が過ぎました。遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

　さて、新年早々、土田病院1Fの大がかりな工事が始まりました。まずは院長室を応接室・当直室に機能転換させリニューアルします。次に相談室と医局を合体させ心理社会療法部化します。患者様やご家族様には“何のこと？”と思われるかもしれませんが、トータルケアを目指す土田病院としましては、大切な構造変化です。

　小さな建物の土田病院は小さな部屋の集まりで使い勝手がよくありませんでした。院長室を応接及び当直室に機能分化させ、医局を心理社会療法部(医局・相談室・訪問看護・心理)として合体、風通しをよくした質的変化を目指します。

　その後、全スタッフがSST(ソーシャルスキルトレーニング)研修を受講、全スタッフがワンチームとしての連携意識を持つようにしてソフト面での充実を図ります。

　あらためてトータルケアとは何か？それは、外来・入院治療だけでなく再発予防・安定した生活・社会復帰の実現に向かって全職種(精神保健福祉士・心理士・検査技師・薬剤師・作業療法士・訪問看護師・家族教室・給食・受付・看護師・医師)が一丸となって患者様、ご家族様を支えることです。これが土田病院が目指す医療であります。そのためにハード面の構造変化、ソフト面の質的変化を今年は実現します。そして風通しのよい誠実な医療を提供できるよう努めます。

　とはいえ、工事なので大きな音が出て皆様にご迷惑をかけると思います。その際にはごめんなさいと前もってあやまります。

　今年も皆さまと共に歩んでいきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

土田病院　院長　遠藤眞実